映画というよりはコスプレミュージカル。恋は邪魔者

レニー・ゼルヴィガー。
「ブリジット・ジョーンズの日記」で一躍スターダムに。
「シカゴ」での好演も記憶に新しい。
ユアン・マクレガー。
「トレインスポッティング」で注目を集め、
「スターウォーズ Episode Ⅰ」で
一気にメジャー界にその名が浸透した。
そんな2人が競演している本作。
タイトル的には私の守備範囲ではないのだが。
映画を見るのは単に趣味目的な場合には限らないワケで。
そんな背景はどうでもいいが(汗)。


恋は邪魔者、なんてタイトルだけで
「オチはどうせ【そんなことない!恋愛バンザイ】だろーが」
的な冷ややかさ120%で冷徹に見ていたのだが。
実際、オチ的にはそうなのだが、そこに至るまでの紆余曲折ですよね、
しょせんラブコメなんて。
いかに観客をラストまで引っ張れるか、そこが監督とキャストの腕の
見せ所なんですがね。
女性さまに言わせると
「あの衣装が、家具が、全体のテイストが・・(以下略)」
なトータルの雰囲気で酔えるところがラブコメの真骨頂らしいんですけれど。
古来より、あの手この手のラブコメが編まれてきたのですけれども、
最高傑作はなんだろなー。
少し(かなり?)古いが、(しかも映画じゃないが)
「101回目のプロポーズ」なんてかなりラブコメ度が高い。
死んだ恋人のプロポーズをパクるわ、
トラックの前に飛び出すわ、
今考えるとかなりイってしまったストーカー様に匹敵する威力なんですが。
と作品とは全然関係ないところに意識がぶっ飛ぶくらい、
基本的にストーリーは問答無用なご都合主義の典型のやうな展開です。
でも「ラブコメだから」の一言で、オールOK。何でもありですな。
決して美形とはいえない2人の俳優が激突するラブコメ。
それが逆にいいのかもしれない。
絶世の美女と美男子がラブコメしても…ねぇ。
オトコ的には、ヒュー・グラントあたりにダメ男を演じられても
「は?」
ってカンジになっちまうぜよ。
矢田亜希子が振られまくるくらい違和感があるわけですよ。
なんでいきなり日本のタレントが?というツッコミは無しの方向で。
たまたまさっきジョー○アのCMで目にしただけなんですが。
あのCMもなあ。
矢田、米倉、そしてイエローキャブのサトエリ。
何でやねん。

恋は邪魔者〈特別編〉
レニー・ゼルウィガー

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