任天堂、新型携帯ゲーム機「Nintendo 3DS」を発表

任天堂が新型携帯ゲーム機の「Nintendo3DS」を発表した。3.5インチ3Dパネル(裸眼立体視機能つきワイド液晶800×240ピクセル。横800ピクセルを左目用・右目用交互にそれぞれ400ピクセル割り当てることで、立体表現が可能)、タッチパネル(320×240ピクセル)、内カメラ1個/外カメラ2個(解像度はいずれも640×480)、アナログコントローラー、モーションセンサー、ジャイロスコープを搭載した新型DSだ。データカードは3DS専用で2G。この機種はハリウッドの3D映画が見れる最安の端末でもある。また、3D写真の撮影も可能だそうだ。




任天堂の対応アプリはキッドイカルス(新・光神話パルテナの鏡)という空飛び系のゲームだ。これはネットワーク対戦も可能だそうだ。サードパーティは20社が参加予定で、バンダイ、セガ、スクエア、テクモ、レベル5、EA、タイトーなど。対応ゲームはキングダムハーツやメタルギアソリッド、リッジレーサー、StreetFighterⅣ、Dead Or Alive3D、忍者外伝、バイオハザードなどが発売を予定している。
同社の直近の売上が減少していただけに、起死回生のヒット商品になるかはソフト次第だ。しかし、少子高齢化の影響で頼みの綱である可処分所得の高い”大きなお友達”(30、40代のゲームユーザー)は多忙をきわめ、生活パターンが著しく変化している。ただでさえ少ない余暇の時間をインターネットに奪われている昨今の状況を鑑みると、それに起因したターゲットユーザーのゲーム離れを繋ぎ止めることができるかが、今後の成功の鍵とtomstyleはみている。

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