DARPAの風船を探せコンテストは、MITチームが僅か9時間で勝利宣言する

DARPAは12月5日に、「赤い風船を探せコンテスト」を開催した。このイベントはネット40周年を記念したもので、優勝者には40,000ドルの賞金が授与される。これはTwitterやFacebookなどのWEB情報が軍事戦略にいかに役立てられるかを見るDARPAの実験とtomstyleは推測している。
当初予想は、アメリカ全土から8フィートの風船10個を探すのはかなり時間がかかるだろうと考えられていた。しかし、大概の予想に反して最初の赤い風船が打ち上げてから、僅か9時間後にMITメディアラボチームによって勝利宣言が出されるという予想外な結果に終わった。MITメディアラボHuman DynamicsグループのRiley Crane博士は、「SPAM情報が氾濫するネットから有効な情報をフィルタリングかけることが勝利の決め手だ」と語る。
MITの研究者は最初に気球の座標を見つけた人に1気球あたり2000ドル与え、見つけた人の情報を提供した人に1000ドル、その情報を提供する人を招待した人へ500ドル、またそれらを招待した人への250ドルを与えるねずみ講戦略をとった。最後に余った250ドルは慈善事業に寄付するというおまけつきだ。
Red Balloon DARPA map 3.jpg
From networkchallenge via popsci

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