前回のエントリーで「嫁逆襲編」と行き当たりばったりのタイトルをつけたが、嫁が繁忙期で書けないので私がエントリーすることにした。
さて、3回目の投稿の締め切りも近付いてきている。モニター期間も1カ月をすぎ、もー返さなきゃいけない。とても名残惜しいがどんな物語にも終わりがある。終わりよければ全てよし。本当はNY旅行にもHT-03Aを持っていこうと計画していたが、嫁に確実に失くすと言われたので断念した。ベストチョイスだったと思う。
そんな訳で、最終章は10月に発表された最新OS Android1.6の新機能を中心に、HT-03Aに限らずAndroid携帯の将来性について箇条書き形式でズラズラと書いてみよう。
本体内のアプリケーション検索機能の強化
OSを1.6にバージョンアップしたことで様々な機能が追加された。今回特に強化されたのが検索機能だ。従来のHome画面の”検索窓”を利用した検索は、Googleサイトに直接クエリ―を投げるものだった。しかし、今回のバージョンアップで本体内のアプリケーションや、連絡先に該当アプリや名前がある場合はそれを表示するようになった。むろん従来通りGoogleサイトに直接検索する方法も利用可能だ。
アプリケーションごとの電池使用量の確認
無駄な電池をつかっているアプリケーションがどれか一目瞭然だ。写真ではディスプレイがやばいというのが一発でわかる。だから画面をちょくちょく消す。
Androidマーケットのデザインが進化
今まで黒背景で暗い感じだったAndroidマーケットが白を基調としたデザインになり、より見やすくなった。同時に有料コンテンツの購入が可能になった。
Androidマーケットで有料コンテンツを購入するためには、Google Checkoutであらかじめクレジットカード情報を登録する必要がある。ワールドワイドな携帯電話なので、アプリを提供する地域によって値段表示が変化する。ドルの時もあればユーロの場合もある。習うより慣れろだ。
Youtubeのデザインも進化
また、Youtubeのデザインも変更された。正直、前のバージョンがどんなだったか覚えてないので、何が変わったのか上手く説明できない。きっと何かが変わったのだろうw。ちなみにAndroid版のyoutubeは3G環境でも高画質動画が閲覧出来る。iPhoneにはこれができない。これはバックボーンの問題なのか?理由は不明だ。
カメラ、ビデオ録画機能が統合された
いままで個別にビデオと静止画を撮影していたソフトが統合され、動画と写真をスイッチ一つで切り替え可能になった。あー便利。
Google Latitudeに対応
グーグルマップ上の友だちの居場所や、自分の居場所を互いに確認しあえるGoogle Latitudeに対応した。自分が徒歩やバスで移動すると、リアルタイムに位置情報が更新される。
iPhoneでもlatitudeを利用できる。しかし、バックグラウンドでアプリが動かないためWEB版でのサービス提供のみとなっている。しかも、読み込んだタイミングでしか位置情報が更新できないのでとても実用的とはいえない。Google Latitudeの真価はandroid携帯電話のみで発揮されるのだ。
むろんプライバシー機能の設定もあるので、あまり居場所を公開したくない時などは位置情報をカットできる。
Android携帯電話の未来
僕が2008年7月11日に表参道でお祭りに参加し、iPhoneを手にしてから早1年と3か月–。その間スマートフォンを取り巻く環境は激変した。
昔はPalmのようなPDAを持っているとオタク扱いされ馬鹿にされたものだった。それがどうだろう?スマートフォンを持つ人が羨望の眼差しで見られる時代になってしまった。それもたった1年でだ。
FacebookやTwitter、MMS、Augmented Realityソフトなどのクラウドコンピュータで動くサービスを快適に閲覧するには、スマートフォンが一番最適だからだ。逆を言えばスマートフォンでなければ情報戦に勝ち残れない時代に突入したともいえる。
つい先日、アメリカでMotrolaの最新端末「Droid」が発売された。同時に最新OSAndroid2.0の概要が発表されて機能面でiPhoneと肩を並べる。
また、無料のGPSナビゲーションソフト「Google Maps Navigation」が登場したことで世界中の人々を驚かせたのは記憶に新しい。
このように今後のWEBサービスの核になるのはGoogleとその派生サービスだ。ユーザーはandroidやiPhoneのようなスマートフォン端末などを利用して、googleサーバー経由で必要な情報を必要な時に瞬時に取り出し、日々の生活に役立てていくであろう。
八頭身の美人モデルが、Android携帯電話片手に風を切って颯爽と歩く後ろ姿を想像する時、眩暈にも似た感動を禁じ得ない。 日本の未来も明るいんじゃないかなと思える今日このごろだ。
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