12月1日から東京、名古屋、大阪の一部で地上デジタル放送がはじまった。
「笑っていいとも」や月九ドラマをみるのにデジタルでも、アナログでも見ることさえできればいいんだ。なんか文句あるか。なんていわれたら、「まったくもって、そのとうりである」
しかし、人間は考える葦といわれているぐらい、常に進化を求められている生物なのだ。
いつまでもアナログTVのブラウン管で鑑賞するアナクロなことを容認していて言い訳がない。
アナログからデジタルに変更されて何が変わるのか?ユーザーにどういった利点があるのか?その一つとして走査線が本数が、525本から1125本のハイビジョン放送の規格になる。
ようするに解像度が向上するので画質が飛び切り良くなるのだ。北の国からのキタキツネの
細かい一本一本の毛まで判別できるかもしれない。
ハイビジョン化に伴い、画面比率が4対3から16対9に変更されて、音質がCDレベルの「5.1チャンネルサラウンド」になる。
これから大迫力の画面とサウンドで、臨場感あふれる「サザエさん」がみることができるのだ。
「デレッテテル(前)、デレッテテル(右)、デレッテッテル(左)、テル(後)!ポン(全体から)」
それからデジタル化に伴い、情報の双方向性機能が追加される。サザエさんとのじゃんけんがリアルタイムで日本全国の何人が彼女に勝つことができたかが表示される。なんてサイバーチックなんだ。
従来のアナログ放送(VHF)と比べて、高品質になる理由は何か?それは大容量データを一括に、高圧縮されて送信することができる技術が開発されたことによる。すでにCS/BSテレビはその方式で放送されている。
また、地上デジタル放送を受信するには、波長が長いVHF(30mhz~300mhz、Very High Frequency)から、波長が短いUHF(300mhz~3000mhz、Ultra High Frequency)アンテナに変更する必要がでてくる。その場合問題なのがUHF電波をもともと地上アナログ放送に使用している。地方のアナログ周波数変更問題が浮上してくる。
それに加え地上デジタル放送対応の液晶アクオス、プラズマハイビジョンなどのハイビジョンTVが必要になってくる。ボーナスシーズンなので買え買えCMが氾濫しているが、ボーナスの使い道がなくて困ってるとかいう
むかつく、いや珍しい方はご購入をお奨めする。得することが一つある。自慢できる。
「俺さーデジタルTV買っちゃってさー」
「マジッスカ?」
参考URL【毎日新聞】