MITの卒業生Pranav Mistry氏(28歳)が開発した仮想現実モバイルシステムは革命的だ。僕がオーグメンテッドテクノロジーでできたらいいなということが、これひとつで実現できている。しかも、350ドルでこれをつくってしまったのだから凄い。
Six Senseは自分の指先に青、赤、緑、黄色のポインターをつけて、自分の指をユビキタス端末にしてまうという、日本語だったらオヤジギャグになりそうなシステムだ。
システム自体はスマートフォンとPC、それを映し出すミニプロジェクターなどで構成されている。
例えば、写真を撮りたいときは画家が構図を決めるときのように指で長方形をつくると、それがカメラフレームとなって写真が撮れる。
また撮った写真を確認したいときは、壁に撮った写真を映し出して確認することができる。またマウス代わりの指が、iPhoneのように拡大、縮小やドラッグができるようになっている。
電話をかけたいときは自分の手に電話入力装置を映し出して好きな番号を打てば、自由に電話がかけられる。
本屋で手に取った本のamazonの評価なども瞬時に確認できる。またwsjをみるとそのタブロイド上の灰色の写真が動画として動くのだ。
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