インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

最後の聖戦から19年後の1957年のお話。

無論のこと前作「最後の聖戦」の公開年も1989年から19年ぶりである。今週のイベントの締めくくりとして、インディ・ジョーンズの新作「クリスタル・スカルの王国」を見にいきますた。

以下ネタバレ


今年で66歳になるハリソン・フォードは、年齢的にインディを演じることが不可能かと心配していたのだが、オープニングのアクションシーンでそれが杞憂だとわかり安心した。かなり元気なじーさんだ。うちの親と同じくらいの歳なのにね。

メキシコの発掘現場でソ連のKGBに拉致され、そのままネバダ州のエリア51に強制連行されたインディ。そこで1947年におきたロズウェル事件で隠蔽された宇宙人の遺体を捜せと命じられる。ロシア兵を率いるイリーナ・スパルコ大佐には、「エリザベス・ゴールデン・エイジ」でエリザベス女王を演じたケイト・ブランシェットが、おかっぱ頭で出演している。「バベル」の頃の金髪のケイト・ブランシェットのほうがすきにゃ。

インデイは命令通りに宇宙人を見つけたうえで、倉庫で滅茶苦茶に暴れドサクサにまぎれて逃亡することに成功する。

エリア51の倉庫での戦闘シーンで、壊れた木箱の中から、前作で政府によって隠された「モーゼの十戒が収められたアーク」が顔をのぞかせる。長年のファンの心をくすぐる、絶妙な演出にこれまた感動した。

命からがらコネティカット州に戻ってきたインディは、ロシア人と秘密基地に侵入したことで共産主義者と疑われてしまう。その疑惑により、マーシャルカレッジの教授の職を追われる。

また今回は、「失われたアーク(聖櫃)」で恋人役を演じたマリオン(カレン・アレン)が物語の重要な役割として再出演している。うれしい半面、とても好きな女優だっただけに、そのおばさん化にびっくりしたにゃ。でも美人に変わりないにゃ。

そいでもって、トランスフォーマーで間抜けな主人公を演じたシャイア・ラブーフが、インディーの息子マックとして出演しているのも見所だ。

大学の教授の座を追われ、傷心のインディは教職の場を求めてNYに旅立とうとしたときに、ハーレーダビッドソンに乗ったマックが訪れる。そこで、シカゴ大学の同窓生のオックスリーが謎の組織によって誘拐された事が知らされる。また、マックからクリスタルスカルの在り処が記されている暗号が書かれた手紙を受けとったインディ。

マックはオックスリーの後を追って消息を絶った母親のマリオンも同時に探してほしいと依頼してきたのだ。謎の組織は母親のマリオンも誘拐しており、暗号を解いてクリスタルスカルの在り処を見つけないと人質のうちのどちらかを殺すということだ。

かくして、親子とはしらないインディとマックは、母親マリオンと友人オックスリーを見つけ、そしてクリスタルスカルの秘密を解く冒険の旅に出るのであった。ちゃんちゃん。あとは映画館でみれ。

1作目ののち、マリオンとは結婚1週間前に別れた。マックはそのときの子。インディはいろんな女とHするが、最後にはマリオンの下に蛙。ちなみに親父のヘンリー・ジョーンズ(ショーン・コネリー)は2006年に俳優業を引退したため、今回は役どころ上お亡くなりなられている。

また、幼馴染マーカス・ブロディー役のデンボルム・エリオットは1992年に死去している。

なんだかんだいっても、やはりインディ・ジョーンズはおもしろい。スティーブン・スピルバーグには宇宙戦争で失望されて以来の映画ということでちょっと不安だったのですが、いやーおもしろい。

やはり映画はこうでなくちゃ。最後は間違いなくハッピーエンドで終わるので安心してみれましたわ。

いやぁ、映画って本当にいいもんですね。
(つい最近お亡くなりになられた水野晴郎氏に哀悼の意をこめて…)

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