メディア業界の存亡について

隊長はまだ起きているのか。もう寝たかと思った。
高校時代にオールナイトニッポンを毎週欠かさず
リスニングしていた。それはテレビがつまらなくて
勉強しながら聞ける娯楽ってことで聞いていただけで、
あの頃にBLOGがあれば、TVとラジオと勉強そっちのけでネットジャンキー
化していただろう。
この遊びの選択肢が少ないってのはある意味幸せだったような気がする。
時間つぶすには勉強するか、本を読むか、スポーツするしかなかったからだ。
だから今の若者は遊びの選択肢が在り過ぎて、勉強に身が入らないんじゃないかと思う。
馬鹿みたいに勉強そっちのけで、2CHみてたり、BLOGを巡回していたりしてたら
駄目な国が余計に駄目になっていくようで怖いな。
どちらにしてもラジオを聴く機会が全く無くなった30代の私がいうのだから間違いない。
単に広告効果をもとめるのなら、ネットとTVの広告出稿枠を押さえとけば十分じゃないのさ。
ホリエモンは何を求めてニッポン放送を手中に納めたかったのか?
その延長線上のフジテレビが欲しかっただけか。じゃーネットとメディアの
融合ってどう実現するのだよ?
それはホリエモンの世間一般に対するエクスキューズでもあるし、同時に
僕が考えなければならないことでもある。
ただその解はいまだに見出せないでいる。電車男とかiPod shuffleで売り買いされる
セキュアーな環境でデータを売り買い、又はネット上のデジタルコンテンツを紙媒体に
落として販売するなんてことが考えられるのだろう。
思考レベルで解決できないのなら、実践してトライ&エラーを繰り返すしかない。


早速東京に出っ張って、後輩たちと今後のメディア業界については話し合う。
U君の意見によると団塊の世代は定年すぎても今の生活パターンを変えずに、
新聞を読み続けてNHKを見続けるというのだ。そこには今までどおりに旧来メディアに
消費を続ける状況が続くというのだ。そんな馬鹿な。
楽観主義にも程がある、なんで20代のお前らがそんな保守的な
考えしてんだ。どこから聞いてきた受け売りか知らんけど。
ジャー何か俺たちも何も考えずに新聞の社説を鵜呑みにするのか?
違うだろう。違うと思えばBLOGなり、2CHなりに垂れ込めば、
それで火がつき電車男のようなムーブメントになってしまうのが
今の僕たちを取り巻くインターネットの状況なんでしょうがーと噛み付く。
「だから旧来メディアのような課金方法をインターネットで構築しなければならないのだよ。」
「だってインターネットって無料じゃん。そこからどうやって産業を生み出すのさ」
「ネットでフリーで出しまくっている情報をある程度おさえないと。そのうちメディアは
飯のネタに食い上げになるはずなんだよ。」
「誰がやるのよ。各社一斉に今からネットサイトは有料しまーす。
足並み揃えて同時にスタートできるのかよ」
適当な解決方法が出る訳もなく。どうしたもんかねーで無限ループにおちいる。
大の大人が4人そろって何も解決方法が出ないのは問題だ。
あんどろぽふにいたっては、東方見聞録の新しい注文システムに興味を持ったようで
俺の話なんてきいちゃいねー。
旧メディアだって長年の試行錯誤で重ねて、今の大会社になってきたんでしょ。
若者が思考することをやめたらどうなるのさ。
僕の生活パターンを例にすれば一発でわかっていただけるはずだ。
会社からの帰宅後は顔洗ってジャージに着替える。
机のPCの電源をつけてEメールを確認し、自分のBLOGをぽこぽこ更新した後に、
定例サイトをRSSで巡回したあとにPCを切る。
録画してあるドラマを見たあとに、読みかけのオライリーの本をざっくり読んで寝る。
こんなもんだ、無論のことCMは即効早送りで飛ばす。ここまでくると僕に
商品を広告宣伝したければネットでするしかないのだ。
一律に今の若者が全部そうだとはいわないが、この状況を考慮せずに
広告マーケット戦略は成り立たないと思われる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です