ヴァーチャル・バスガイド

修学旅行の時に、ろくに話をきいてなかったので
これで十分かもしれん。映像ならもっとエロイのキボーん。
今日出た勉強会。お題は旬の話題である、ライブドア事件にみる
「M&Aをやってみよう」
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基本的にレベルが高すぎる論争に口を突っ込んだら即、火ダルマ確定の
勉強会だったので、何も発言できず。
とりあえず理解できたことを整理してみるが、あくまでも僕が理解したことなので
曲解していることが含まれているのであしからず。鬼の首をとったかのように
ここがまちがっている。市ねなどのコメントはいらない。
創業者である鹿内家保有のニッポン放送株を大和証券SMBCに売却したことに始まった。いわゆる子会社が親会社より時価総額が高いといったねじれ現象を
解消することが主たる目的。
何故かメディア株のみ外国人の保有率に上限が存在している。
保有率が20%を超えると名義自体を書き換えることが不可能になる。
まさに法律の抜け穴だ。日本人の名義のままのこった株券が
実は外国人名義という株がたくさんあったらしい。
株価の市場原理 
株価   売りが多ければ下がり、買いが多ければ上がる
出来高  一日当たりに市場で売買される株数
市場外で持分が3分の1以上となるような株式買付を行う場合はTOB(公開
買付)を行うことという規定があるのにもかかわらず、TOBを行わずに
ライブドアは時間外取引で3分の1を取得したことが微妙に問題。
1 フジテレビVSライブドアと毎日TVでやっているが。
ライブドアが訴えたのはニッポン放送の経営者。フジテレビと法廷闘争を
しているわけではない。
2 新株引受権の発行と新株予約券の発行は同じ意味。先に発動した総額158億円の新株予約券の発動だが。ライブドアがTOBに応じて、企業買収に引き下がった場合は158億円は返してねとの一文が書いてあるらしい。せこいな。
3 敵対的買収の対抗策としてのポイズン・ピルとニッポン放送が宣言した
新株予約券発行は微妙に異なるものだ。
4 株主の数が著しく低下すると上場廃止の憂き目にあう。
5 企業は株主の利益をあげることを最終目標としているが、今回のポイズンピル
もどきはフジテレビとニッポン放送を守るためだけに、新株引受権を発動した。
6 また企業的買収があっただけで公正な市場に政府が介入した場合、外国人投資家が日本市場の不透明性を嘆いて暴落状態になる可能性があるらしい。
7 リーマンブラザーズへのCB(Convertible bond)発行で株価が下がるたびに
儲かるシステム。いまどき10%の利息なんて儲かったなリーマン。
ホワイトナイトは買収をしようとしている者に友好的な企業のこと。こんなのがあった。
現在のニッポン放送の経営陣にとってライブドアの行為はホスタイル・テイクオーバーにあたるのか。あと株式公開買付けが(Tender Offer、Takeover Bid: TOB)というのが今日はじめて知る。現在の経営陣から取って代わることにかわりは
ないが、友好的なものをフレンドリーテイクオーバー、買収対象企業(Target Company)が買収されないようにあがくことを、鮫避け作戦(Shark Repellent)
買収が成功して、結果的に職を失う役員に多額の報酬を払うことを約束することを
ゴールデン・パラシュートなど正式名称がたくさんあるが。パックマン・ディフェンス(Pac-man defense)はやられたら、やり返す。
ぶっちゃけ一言でいえばイヤガラセだ。
【参考 ちょーちょーちょーいいかんじ

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