【ネタばれ注意】
ジャパニメーションの代表として世界にその名を
刻む士郎正宗原作・押井守監督の
『攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL』から
約10年。前回は素子が主人公で「人形使いと戦う」
ストーリーだった。
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イノセンス スタンダード版 士郎正宗 押井守 ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2004-09-15 |
今回は、草薙素子のパートナーであるバトーが主人公。
人形使いとの戦いで姿を消した素子の記憶とともに、
暴走を始めたロボットの事件を追う。
人間と人形はどこが違うのか、魂の有無か。
悶々と自分の存在意義を問うバトー。
押井独自の手法を駆使しながら「人間と人形の差とは?」
という哲学的な問いを投げかける一本。