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フラれた女に見返してやろう「ソーシャル・ネットワーク」はそんなお話

2010年、フォーブスの「世界で最も若い10人の億万長者」の第一位に選ばれたマーク・ザッカーバーグ。彼の立身出世の物語である映画「ソーシャル・ネットワーク」を見てきた。

以下ネタバレ

2003年、ハーバードに通うオタクな学生マーク・ザッカーバーグは、突然、彼女のエリカにフラれる。理由は性格が最低だからだ。ザッカーバーグは、その怒りのやり場をサーバハッキングと
女子大学生の顔格付けサイト「フェイスマッシュ」の作成に求め、エリカの心にダメージを与えることに成功。ただ、4時間で2万2千ものアクセス負荷がかかっためサーバーがダウン。そのため大学側にばれて停学処分になる。同時に、学内全ての女性から嫌われ者になる。

しかし、その事件を知ったウィンクルボス兄弟に、ハーバード大学生しかアクセス出来ないコミュニティサイト「ハーバード・コネクション」の作成を依頼される。そのサイトをヒントに自分自信でコミュニティサイト「ザフェースブック」を作成しようと思いたつ。同級生のエドゥアルドに1000ドルを出資してもらい数ヶ月でFacebookを立ち上げる。

その後の活躍はみんなが知っている通り。映画はウィンクルボス兄弟とエドゥアルドとの訴訟対決が中心に描かれている。Facebook立ち上げから5ヶ月後に経営に参加した、ナップスターの創業者ショーン・パーカーはFacebookの爆発的普及の立役者になる。

ショーンパーカーはナップスター時代のファウンダーに恨みを持っており、いつか復讐すると誓っている。しかし、裁判で敗訴したレコード業界に対しては「かなりのダメージを与えたので満足している」と語る。その理由は何かの問いに「今、CDは売れているか?」と逆質問する。

この映画の見どころは成功した後の話ではなくて、復讐するためだけにサーバをPerlスクリプトを使ってハッキングするザッカーバーグの姿だな。フェースブックをやったことがない人でも見れると思う映画。でもperlとかPHPとかでプログラムした事ある人なら、アーこれはこうだなとニヤリとするシーンが多発する。

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