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マーラーの交響曲第9番のラストでiPhoneのマリンバが鳴り出し、コンサートが一時中断

ニューヨークフィルハーモニー管弦楽団が演奏するマーラーの交響曲第9番のラストでiPhoneのマリンバが鳴り出し、演奏が一時中断するというハプニングがあった。
楽団の指揮者であるアラン・ギルバートはあからさまに怒り出し、演奏を中断するとiPhoneの持ち主にアラームを消すようにと訴えった。しかし、しばらくの間マリンバの音は鳴り止むことはなかった。

最近になってNY Timeがこの1件でフィルハーモニー管弦楽団の事務局に取材したそうだ。事務局の説明によると、iPhoneの持ち主は60~70代の男性で20年間もNYフィルハーモニー管弦楽団に寄付をおこなっている。また、楽団のメンバーにも何人か親友がいるほどの大のクラッシック愛好家だそうだ。(名前は公表されなかったので、パトロンXとしておこう。)

パトロンXは常日頃、演奏中の咳払いやタイミングを間違えた拍手、演奏中の携帯電話の音にいつもうんざりしていたそうだ。しかし、まさか自分がその仲間にはいるとは思わなかっただろう。
演奏を聞いていた観客と楽団のメンバー全員に彼は謝罪したいと事務局に語ったそうだ。

この演奏の後、彼は電話で事務局に電話して、この件について謝罪をいれた。事務局は丁寧に今後同じ事はやらないでくださいねと忠告したそうだ。そして、電話ごしに指揮者のアランに謝罪することができた。
アランは謝罪を受けた

From NYT

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