tom-style

アンドロイドもシャープでしょ、3Dスマートフォン「AQUOS Phone SoftBank 006SH」

度おなじみ、AMNが主催するイベントレポートです。地震とそれに伴う原発事故騒ぎでテクノロジーどころの話じゃないよという雰囲気が漂っている日本ですが、「人はパンのみにて生きるにあらず」です。地震が起きた時に唯一、信頼できたのはTwitterやGmail、Facebookなどのクラウドサービスです。こんな時代だからこそ、情報を収集するツールに費用をかけることは間違いではありません。そして、こんなときだからこそ、あえてガジェット物を追及したいと思うTom-Styleです。

そんなわけで東京、市ヶ谷駅近隣のインプレスで開催されるイベント会場にやってきました。ここは嫁のウェディングブーケをつくったブーケデコが近くにあります。結婚を控えている女子はこの店がお勧めです。トムスタイルでまさかこの類の情報を得られるとは思ってなかったでしょ。今回のトムスタイルは目の付けどころが違います。

androidファンで埋まった会場

まーそんな思い出話は置いといて、本題に入りましょう。

今回体験するのはシャープのandroid端末「AQUOS PHONE SoftBank006SH」です。シャープといえば、シャープペンを開発したり、液晶TVで有名ですよね。またちょっと前までは「目の付けどころが、シャープでしょ」なんて、僕がすきなコピーで売ってました。最近では「目指してる、未来がちがう。」に変更されましたが、僕的には前の方が好きです。

AQUOS PHONE SoftBank006SH 背面

AQUOS PHONE SoftBank006SH 正面

iPhone4と比べてみる

最近のシャープは、NECと共にフィーチャーフォンの盟主というイメージがついていました。その状況を逆手にとって「GALAPAGOS」なんていうandroid端末も出していましたが、そんなバイアスを払拭するのに相応しいandroidスマートフォンが、この「AQUOS PHONE SoftBank006SH」です。シャープは既にLYNX 3Dスマートフォンを各キャリアから販売していますが、この機種は最新Android端末として機能を大幅に強化しています。

ガラケー携帯を使いなれた人でも使えるスマートフォン

ガラケーに慣れ親しんだ人で、なかなかスマートフォンに切り替えたがらない理由の上位には、お財布ケータイ機能とワンセグ機能がないとやだとか、また合コン時に赤外線機能がないと、目当てのキャバ嬢or女子のメアドをゲットできないじゃんという、極めて切実で重要な問題があったからです。しかし、現行で発売済みのandroid端末はお財布機能とワンセグ機能をつけても、OSが古かったり、CPUパワーが足りなかった事で、とてもガラケーユーザーの納得する製品には仕上がっていませんでした。

この状況を打破すべく、シャープのスマートフォン開発チームはCPU1.4GHzとグラフィックチップ、800万画素ツインカメラなどの部品設計から見直しをおこないました。その結果、当初から最新OSを搭載し、なおかつガラケーユーザーが機種変更しやすい全部入りスマートフォンの開発に成功しました。またライバル視されているiPhoneとの違いを明確にするために、3Dカメラでの動画、静止画撮影など、国内メーカーならではの最新技術を結集した仕上がりとなっております。

とりあえずお腹がすいたので、キハチの仕出し弁当を食べます。

うまかった
800万画素のツインカメラと裸眼で確認できる4.2インチ3D液晶ディスプレイ

いままで3Dの何がヤダってメガネをかけなきゃ見れないってところ。普段の生活パターンに3Dメガネをかけるという行為はなかなか浸透しないと、常々思っていました。なので、006SHの裸眼3Dディスプレイを初めて見た人はとても感動するでしょう。シャープの特殊技術で裸眼3Dディスプレイ特有のクロストーク(2重映り)を軽減させているそうです。

iPhone4と遜色ないマルチタッチディスプレイ、WEBブラウジング

新しいデバイスを触ったら必ず行う検索エンジンからのトムスタイルの表示。今回は3G回線からの接続のみだったので、実際の利用シーンを再現出来たと思います。なかなかいい。またこの機種にはTwitter、Facebook、mixiアプリがプリインストールされているので、マーケットでダウンロードする手間が省けるし、「バイオハザード4モバイルバージョン」、「リッジレーサーモバイル3D」がはいっているので、いきなり3Dゲームが楽しめます。

Google検索からのWebブラウジング

Tom-Style表示途中

DLNA&HDMI経由の動画静止画転送機能「スマートファミリンク」

自宅にWI-FI環境を導入している家庭では、DLNA経由でAQUOS Phoneで撮影した動画と静止画をAQUOSテレビへ転送できる「スマートファミリンク」があります。逆にAQUOSブルーレイで録画したTV番組を隣の部屋からAQUOS Phoneで鑑賞なんてこともできるのです。

この他にも日本語手入力機能や、緊急地震速報対応機能などの日本独自のアプリケーションが多数搭載されています。これは、日本がAndroidOSを利用して再び携帯先進国になれると確信できる端末になった、とTom-Styleは思っています。SoftBankユーザーで、なおかつAndroid端末が欲しかったシャープ大好き人間にはオススメの製品といえます。

結論としては買いか?と問われれば、素直に買いですと答えましょう。

猫カバー

最後に、SoftBankはAndroidスマートフォン用のオリジナルカバーが作れる「カバコレ」を3480円で提供しているので、人とは違うカバーが欲しければ試してみるといいですよ。

モバイルバージョンを終了