月: 2011年3月

  • iPhone4を凌駕するデザインを持った高機能androidスマートフォン「Xperia arc SO-01C」

    がAMNのイベントに行く時は、必ずといっていいほど天気が悪い。ある時は雨と強風。ある時は雪。意味がわからない。そんなわけで久しぶりにAMNのブロガーイベント「Xperia(TM) arc タッチ&トライ」を体験してきた。会場は東京、銀座ソニービルディングの8階にあるイベントフロアーOPUSだ。

    Xperia Arc ミスティーシルバー(Xperia arcのカメラで撮影)
    iPhone4を超えたAndroidスマートフォン「Xperia arc」

    Xperia arcは1年前に発売された「Xperia SO-01B」の後続機種で、arc(弧)の名前が示すとおり最薄部7.8ミリの曲線デザインが美しいスマートフォンだ。画面は4.2インチのフルワイドVGAタッチパネルを搭載しており、ソニー独自のブラビアエンジンにより高精細な動画再生が可能な機種となっている。

    前機種のXperia SO-01Bのマルチタッチは擬似的なものだったが、最新のAndroidOS2.3を搭載したXpeia Arcは完全なマルチタッチを実現している。WEBブラウザでトムスタイルを表示させた時も、拡大縮小などストレスなく見れた。

    今までのandroid携帯電話でイマイチだったのが、iPhoneよりカッコ悪い機種のほうが多かった。やはり、スマートフォンはその名が示すとおり、持つ人のセンスが反映されたものでなければならない。iPhoneが世界的にヒットしている一番の理由がそこにある。いくら機能が優れていても持っていてカッコよくなければ意味がない。Xperia arcがそのイメージを払拭し、デザインという観点で初めてAndroidOS搭載スマートフォンとして、iPhoneを超えるものになったと言っても過言ではない。

    ソニー独自技術やHDMI出力、DLNA対応したスマートフォン

    iPhoneにはない機能としてはHDMI出力ポートでお手持ちのHDテレビと連携が取れる。また、PS3サーバ経由でHDテレビとワイヤレスでファイル共有できる、DLNAにも対応していることも魅力の一つだ。

    進化した文字入力ソフト「POBOX Touch」

    アンドロイドスマートフォンでネックだったのがデフォルトでフリック入力に対応していない点だ。Xperia arcはデフォルトでフリック入力が可能になっている。また、新たにキーボードのデザインカスタマイズも可能になっているのでiOSより優っていると言えるだろう。

    裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」でより進化したカメラ機能

    今回はデジカメの充電に失敗したので、会場内での撮影は全てiPhone4でおこなった。ただ、冒頭のXperia arcの画像は実際にXperia arcのカメラで撮影したものだ。両者を比べてみると暗いセミナー会場での撮影は、iPhone4よりXperia arcのほうが鮮やかな写真を撮影できているのが判るだろう。従来機より高感度、高精細に撮影が可能になったのは、ソニー独自の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」機能を搭載しているお陰だ。また、従来機より高速撮影が可能になった他、スマイル検知機能、720PのHD動画撮影などコンデジとしての基本機能はひと通り装備している。

    Xperia Arc ミスティーシルバー(iPhone4のカメラで撮影)
    高速なドコモ回線を利用出来るXperia arcは国内最強のスマートフォン

    現在、iPhone4の問題として上がっているのはソフトバンクの回線が不安定な点だ。その点ドコモは上り最大5.7Mbps、下り最大14Mbps(2011夏開始)が可能なFOMAネットワーク基地局を持っているので、快適なインターネットが可能だ。ソフトバンクは登戸や都内の各所でiPhoneの回線が断線するのをなんとかしてほしいと思う今日この頃だ。

    初めてスマートフォンを買いたくて、ワンセグとお財布機能もいらないという人は、Xpeia arcを買っておけば、まず間違いはないと断言しておこう。Xperia arcは3月24日の発売を予定しておりカラーバリエーションはミッドナイトブルー、ミスティーシルバー、サクラピンクの3色となっている。興味を持った人は今日から、銀座、大阪、名古屋のソニーストアでXperia arcの先行展示を行っているので体験してみてください。また、AKB48の仕掛け人である秋元康氏監修によるXperiaオリジナルドラマ「Re;Mind」もあるよ。3月下旬にAndroidマーケットで公開予定だそうだ。

    お土産にバッテリーはとても嬉しかった。

    お土産のバッテリー