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ハリウッドが脅える$1ビデオレンタルボックス「Red BOX」

2004年にイリノイ州で開始された1ドルレンタルビデオサービス「RedBox」は、全米で22,000台をウォルマートなどの店先に設置する急成長企業となっている。
RedBoxは全米のレンタルビデオ市場の19パーセントを占め、ハリウッドの映画製作会社のDVDセールの利益を脅かす存在になってきた。
現に、20thFoxやワーナー、ユニバーサルスタジオなどは新作DVDをリリースしてから28日間はレッドボックスには売らないと宣言している。
米大手レンタルビデオチェーンのブロックバスターも、レンタルボックスを同店に500台ほど設置した。年度末には2500台ほど設置し、2010年までには7000台を導入する。
現在の全米のレンタル市場の36パーセントはネットフリックスなどのメールビデオサービスがしめており、あとの45パーセントが通常のセルビデオだ。調査会社NPDの試算によると、来年RedBoxは30パーセントのまで市場規模を拡大するとみている。
このレンタルボックスブームの背景は昨年の9月から続いている景気後退の影響しているようだ。一度しか見ないDVDを購入するよりは1ドルで借りて、返した方がお得だと気づいたのだ。
そして、その影響は2009年上半期のDVD売り上げが前年度比で13.5パーセントも減少していることからも伺える。

日本でも同様なサービスがあったが、TSUTAYAの一人勝ちだよな。
From New York Time

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