tom-style

私を選挙につれてって

部屋の改造をほどこしていた時に、お袋がノックもせずにはいってきて
「あんた、選挙にいきなさいよ」
デリカシーもなく喚きちらす。
「うるせーな。高校生じゃないんだから。いわれなくてもいくよ。」
とかいったものの、まったく忘れていたのでチケットもって近場の公民館へ。
公民館では5人ほど受付がいて、まず最初にチケットになにやら番号を書き込み事前に用意された番号に青鉛筆でチェックが入る。ここまでは従来どおりのレガシーシステムなのだがそのチケットをバーコードチェッカーで身元照会をしていた。じゃー最初のチェックはなにか意味があるのだろうか?バーコードチェッカーだけでいいじゃん。前例重視のお役所根性に革命をおこしなさい。私が選挙管理委員会の執行役員だったら。こんな無駄は全部はぶく。
関係ない話だが、昨日、六本木ヒルズで回転すしを食べた。その店では回転皿の一枚一枚にRFIDタグ(Radio Frequency IDentification:無線周波数による非接触自動識別)が埋め込まれていて専用読み取り機で読むことで、客が何の皿を何枚食べたかが、瞬時に判明するようになっていて驚いたのを思い出した。仲居さんにきいたところ、この一枚の皿の単価はべらぼうに高いそうだ。よって寿司一枚の皿も意外な値段した。


いざ投票のために、選挙用紙をみてみると、小選挙区の立候補者の3人とも名前を聞いたことも、顔をみたこともないやつら。施政方針演説などまともに聴いたことないので、どうしようかと迷った。
次に支持したい政党を記入せよと比例代表の選挙用紙をうけとる。なじみの政党を記入して一応クリア。最後、次の裁判官でやめさせたい裁判官がいたら、X。任期続行ならOを記入せよ。
ここで躓く。このみたことも聞いたことない裁判官のどこをどう判断したらよいのだろうか。
おもわず△とかきたいところを抑えて、O、Xと交互に書くことにした。正当な評価をしてほしいのならばこの裁判官が、何の事件を担当してどういった判決をしたかの添付資料がほしいところだ。
ようは何がいいたいかというと、電子選挙システムの確立を早急に導入すべきと考える。
今回の総選挙にかかった税金は国民一人当たり600円の負担だそうだ。イニシャルコストを
考えないのならば、絶対電子投票のほうが、コストがかからず、クリーンな選挙ができる。
そうすれば汚職で議員を辞任したバカが、禊はすんだとか意味不明なことをいって再選することはないし、本当に国民のために働こうとしている政治家が落選したりはしない。
例えば、僕みたいに選挙に無関心の人間が適当な人物にボートしようとした途端に
彼の政治家としての評価指数が3Dのグラフィックで表示され、この人物に投票することがイカに愚かしいことか3Dグラフィックのお姉さんがトウトウと説教し始めるとか。
無論のこと、マニフェストデータはデジタルに記憶され。破棄したり、達成期限までにマニフェストが実行に移されていない場合、あるいは満足できるような途中報告がされてない場合は、すぐさまリコール選へ突入、あるいは補欠の候補が繰り上げ当選となるシステムを導入すれば議会中に居眠りするなどというフザケタ議員は減少するだろう。

モバイルバージョンを終了