キャシャーン

宇多田 光の旦那さんが作った「キャシャーン」だが、OLをはじめする女性
に人気らしい。人気俳優が沢山でていて映像が幻想的ということからだろう。
僕としては不満足だった。
何故に微妙かというと。ヒーロー物なのに、反戦映画にラブロマンスなどと
盛りだくさんにし過ぎたことで収集が付かなくなっていることが伺えたからだ。
こういった原作ものを映画化する場合、監督は原作ファンに対して必要以上の
気遣いが必要だ。
それが、顕著に出すぎたのがロードオブザリングやハリポッターなどをハジメとするの近年流行の魔法使い映画がそれだ。
それとは逆に原作の意図を全く無視して新たな作品としてつくりあげて。失敗したのがスーパーマリオやストリートファイターなどのC級映画だ。
いずれにしても原作付の映画でいい映画だと思ったことは一度もない。
原作付の映画を作成する場合、監督は決められた尺のなかで必要な情報と不必要な情報を切り分けることができるかで才能の有無が決まる。
非常にデリケートな問題として原作映画を製作する必要があるのだ。
キリヤ氏は自らのフィールドである、ほぼ完成されたPV製作手法で
幻想的な映像をみせてくれた。
だが映画で一番重要である脚本が、それについていってない。
観終わった後に幾つかの疑問がのこった。
① ブライが逃亡の果てに辿り着いた古城の素性は?
② なぜ機械軍団を結成できるほどの工場が野放しになっているのか?
③ 大日本帝国のような組織がでてくるが、その背景を少しも説明しない。
④ キャシャーンとブライが戦う理由がない。
⑤ ヒーロー者に必要な勧善懲悪な話になってない。
⑥ 原作を無視した。
僕がキャシャーンの監督を受けることできるのだったら。
誕生秘話に関しては小出しに出して、いきなり機械軍団との戦闘シーンみせて。
ヒーロー物だということを
観客にアピールする。下手な恋愛話は出さない等々…。
サルはガンダムを撮らせたらいいなどと寝ぼけたことを抜かしていたが
戦闘シーンは原作を凌駕するものがあったので、次の作品は期待しておこう。
がんばれキリヤ。

うおー

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