第130回芥川賞・直木賞モノ舞台裏(下)

続いて、直木賞会見。
やっと「通常の会見」ぽくなった。
綿矢狙いのマスコミも帰ったし。
京極氏は「痛快娯楽小説をかく職人と自負しているので
生み出すことが重要で、受賞はあまり気にしていない」と
飄々と語った。
蔵書数を聞かれると「1万5千から2万。5000の誤差は
どうかと思いますけど(藁)。小説を書くため、とか
何かの目的のために読むのでなく、純粋に読みたいものを読む」。
カッコいい。でも、そんな暇あるんですか?


T氏が「京極さんのファンにとっては『京極堂シリーズ』
が直木賞になって欲しいという気持ちもありますが」と
質問すると、京極氏は「あれは新書ですからね」と。
ここで業界人の大笑いが起きた。
要は、版型が、文庫・新書・単行本とあって、ノミネート
されるのは単行本が多いということ。
最後に、「賞をとったから面白いだろうと思って
読まないで下さい。物語は読者の中で発生するんです。
1人1人に見合ったものを読んでください」というのが
なんか織田裕二の台詞っぽくていいね。
江国香織。
あまり好きじゃないのでちゃんと聞かなかった。
「正しく美しい日本語を使うよう心がけている」発言が
強烈だった。
そんなに美しいとは思わないのだが、というのは
私の主観なので置いておいて。
そうか、意識はしているのですね。
気を遣って書いているなあという感じはしたけれど、
平仮名が多くて苦手。
会見終了後、ふと見るとライターさんが、呑み友達という
某芥川賞作家に、「あんたのときよりマスコミ多いよ」メールを、
写真付きで送っていた。…やめて。
会場入り口付近に宮部みゆきと大沢在昌の姿を発見。
そうか、大極宮か。
宮部さん、ひょこひょこ歩いてるけど、うちのインタビュー
でてくださいよ(涙。
このあと作家さん達は飲みに行くんだろうな。
記者達は原稿に追われるわけだが。
…仕事しろ自分。

うおー

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