#E: 髪の重さ

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(パーマが残っていたのであまり長さが伝わらないけど結構な量)
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むさ苦しいまでに長く伸びてしまった髪を、バッサリと切りました。ゆうに30〜40cmの大仕事(美容師さんが)。切るよ切るよと夫に宣言しつつ一年以上は経っていて、このままだとまた切りそこねると思って、いまだいたい2ヶ月に一度のタイミングで訪れている美容師さんに2ヶ月前に「次こそは!」と言って、決めてました。
思い起こしてみるに、夫に初めて会った頃はまだショートだったから、5〜6年ぶりくらいの短さ。そしてカラーは今までにないくらいの暗さに戻したので(ほぼ黒にちかいけど黒じゃない)、どこかバレー部時代を彷彿とさせる。あ、あの頃はまだ長かったのか。
切る前と切った後に、それぞれ美容師さんの助けを借りて写真を撮ってみてビックリしたのは、その髪の量。これは……コワい……立派なカツラが1つや2つ作れる量じゃん…
「結構な量でしょう?髪を洗うと、この量にそのまま水分が含まれていたことになるから、もっと重かったと思いますよ。今後は肩こりが少しはラクになるかも」と言われて、衝撃が走りましたよ。
今まで髪の重さを意識したことなど、なかったもんなあ。

#C: つむじが2つある人は

本日は夫の実家へ。ネコその1 ネコその2。
夫の実家の猫(全部で4匹いる)。猫にはつむじってあるのかな・・・?
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忘れないうちにエントリー。じつはわたしの頭には「つむじ」が2つある。そしてなんと夫の頭にも2つ。…という話を、先日初めて訪れた美容院で出会った素敵な店長さん(おそらく10歳くらい年上の男性)に、施術の最中にお話した。多分、彼はわたしの髪をさわってすぐに気がついていたと思うのだけど、そんなそぶりは少しも見せずに微笑みながら「ハイ、いらっしゃいますよ。つむじが複数ある方。」と、うんうん、と深く頷きながら聞いてくれるのだった。

そこはご夫婦で営んでいる美容院で、信頼するみどりちゃんに紹介してもらったこともあって、わたしは訪れる前からかなり安心モードになっていた。そして実際に足を踏み入れてみたら、想像以上に時間がゆったり流れている優しい空間なのと、この誠実な反応。やっぱりその人の醸しだす雰囲気が場を作るんだなあ、なんて納得しながら、「でもつむじが2つあると、きかん坊だとか、気が強いだとか、結構マイナスなイメージで語られることが多いですよね。」とわたしが苦笑してみせると(そして実際、当たってるんですけどね!と続けようとしていたら)、店長さんはふふふと笑って、「僕は、つむじが2つある人には、「パワーが2つある」って思ってるんです。」と自信たっぷりに言う。え、そんな回答は初めて!この優しさワールドにのほほんと浸っていたカラダが、予想外の返しに前のめりになる。

すると店長さんは、両手でわたしの頭を包み込むしぐさをしながら「職業柄さまざまな人の頭を見てきたのと、これは何かで読んだか聞いたのですが」と前置きした上で、「じつは人間の頭って、いわゆる「気」のようなものを入れて、またそこから出している場所でもあるらしいんです。頭も呼吸しているというか。そしてそれはどうやら、つむじの部分で行っているみたいなんです。あとでマッサージしますが、触るともっとわかりますよ。だから僕はつむじが2つある人は、パワーが2つある人なんだなって思ってるんです。」と教えてくれた。

わ、なにそれ面白い。パワーが2つか…そういえばいつも2足のわらじを履いているしな、と鏡の中のじぶんを眺めながら反芻するひととき。ずっと前に興味本位で手相を占ってもらったときも、「あなたは2足のわらじを履く人生が向いている。むしろ2足のわらじを履くべきだ。そのほうがいろいろと上手くいく」と言われて、なんか妙に納得したこともあったね(双子座だしね)。

しかしここでふと湧き上がるのは、それらが相乗効果でうまく廻っているときはいいけど、どちらも中途半端になってしまったり、どちらを取ったらいいのかわからなくなる事も多い、という自らを顧みての反省心。パワーが2つあっても、それをうまく扱えずにいるとしたらどうしたらいいんダロ。

店長さんはそんなわたしの心を知ってか知らずか、少しずつ少しずつ髪をきれいにしてくれながら、いろんな話をしてくれた。
偶然にもお互いの共通点があることもわかり、どんな話をしても美容院でよく出くわす「取ってつけたような」会話にはならない、「人と人」として話していてとても気持ちがいい感じ。これって貴重。超貴重。
おそらくこの店長さんは、美容師としての腕だけでなく、接客をする者にとって本当に大切な何かを持っている人なんだとおもう。→そしてラッキーなことに、どうやら相性も良さそう。→これはどうやら最近の懸案事項だった、美容院チェンジ問題が解決できそう(行きつけの美容院は、ちょっと遠くて心も遠のいていた)。→みどりちゃんアリガトウーーー!
とわくわくしていると、仕事帰りに予約してからの施術だったので、カラー、カット、パーマのフルコースを終える頃にはなんと22時になっていた。

最後に後ろ鏡でチェックしながら、ヘアケアやアレンジのアドバイスなどを聞き満足していると、「やっぱり◯◯さんには強いパワーがありますね。」と店長さんが笑う。
意味がわからずよくよく聞いてみると、この店長さんはいつもは非常に無口で、あまり喋らない人らしい。みどりさんにも、今度会った時に聞いてみてください…と恥ずかしそうに頭を掻いている。…え、えええー
わたしはいつもどおり仕事に集中したい彼を、そうとは知らずにぺらぺらと喋らせていたのだった。オメデタい…
それにしても…どちらかというと、ずいぶんと会話をリードして頂いた印象もあったので、だんだん可笑しくなってきて大笑いしてしまった。きっとものすごく気を使ってくれたに違いない。

店長さんは続ける。「◯◯さん、話の途中でどんどんひらめいていきますよね。ついていくのが面白かった。誰かに何かを教える、という方向が向いているなと僕は感じました。」うわー、それを脱線と呼ばずに褒めてくださる方は初めて。泣

単純なわたしはその夜すっかり気をよくして帰り、この「つむじが2つある人は」の話を夫に教え、そして今これを書いているのでした。でもひらめき派としては、どんどん脱線していくので、いつもながらオチはつけられないんだけどね。

そしてわたしの方こそ、店長さんの優しさパワーに髪も心も癒されて、話しているうちにじぶんでも気がつかなかったことに気がつけたりして、大収穫の夜だった、という話。

そんなわけで、我が家はふたりともダブルつむじホルダー。それについて真剣に悩んだことは一度もないんだけど、人によってはマイナスに捉えてしまう場合もあるようで。もしまわりにそんな人がいたら、ぜひこの「2つのパワー」話で前向きにしてやってくださいませ。

#H: 表参道で迷う色

la droguerie 表参道再訪
La droguerie再来訪
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夏にデジタルパーマをかけて以来、しばらくは調子のいい時期が続いていたのに、ここへきて絶不調に髪がパサつきはじめた。自力でのトリートメント効果もむなしく、毎晩髪を洗うたびに、指通りがあきらかにスムーズじゃないのがわかるのです。これはマズい…といつもの美容院にかけこんで、たっぷりトリートメントをしてもらった帰り、ちょうどいいので表参道をゆっくり散策。クリスマスのイルミネーションが揺らめくヒルズをのぞいたり、裏道へまわってLa droguerieや、ロイヤルホストの向かいにあるil saccoに足をのばしてみました。

ちょっと前に夫と訪れたときは、ちょうどQuarter PounderがOPENしたばかりで、シックなコートやワンピースを着こなした大人たちが次々にバーガーを買いこむ姿が印象的だったのに、今はまた落ち着きを取り戻して、いつものどこかすました表参道の顔。
陽のあたる昼下がりのショッピングもなんともいえない気持ちよさがあるけれど、夜の色に包まれた通りは、それだけでいつもより「入る」「入らない」のジャッジがしやすくなる気がするから、なんとも不思議。情報が煩雑なこの街ではもしかしたら、ぽっかりと口をあけたその先に、じぶんに合う ” 何か “がある空間を見つけるには、夜の方が向いているのかもしれない。

La droguerieは、以前のぞいたときに色とりどりのフェルトやリボン・毛糸・ボタン・チャームなどがそろっているのを見て、つぎの編み物の毛糸はここで買おう、そして多分すごく悩むだろうから、ひとりで来ようと決めていたのだけれど、やっぱり正解でした。
いつも毛糸や布を選ぶときは真剣に選んでしまうし(悩みすぎて)、同じ色合いでも、微妙なニュアンスの違いで完成したときにおどろくほどイメージがかわることをおもうと、ぱぱっと決められない。ゆえに今回も悩みに悩みまくり、チャレンジしてみたかった北欧編みのテクニックをイメージして、すこしずつトーンを上げていく3色を2パターン選んで、店をあとに…するつもりが結局今回もきめられず。(えぇぇ)

ブルーが何よりも好きなんだけれど、最近は本能的に欲している色が他にもあって、買い物にいくとまず間違いなくその色たちが目に入り…それが今回もあって、でもブルー系のトーンも捨てがたいし、でもこっちのトーンも捨てがたく…と、決められなかったのでした。独身時代と違って色違いでいくつも編んでる時間はない。これときめたら一発勝負、気にいった色で編んで、大事に大事につかいこんでいきたい気持ちも大きくて。

それにしたって、たくさんの色を前にして、いつも以上にうーむと悩んでしまった時間。ムダではなかったけれど、なんとなく何かのサインなのかもしれないなぁと自宅に帰って本棚から色辞典の類(そんなんいっぱいあるんです、うちの本棚)をみていて、読みふけってしまいました。

ところで今回の美容院でのレシピ交換の収穫は、以下。 続きを読む

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